MINEは,入出力に際して,EUC(拡張UNIXコード),SJIS(シフトJIS),JISの 3つの日本語文字コード系に対応することができる. 起動時には,このうちのいずれかに対応するように設定されているが, 次の4つの入出力先に対して, ユーザが個別に日本語文字コード系を設定することができる.
^X ^K
Kanji code (SP, DEL or NL): File Input: SJIS
というメッセージをメッセージ行に表示する.このとき,カーソルは
``SJIS''の直後に位置している.ここで,
DELまたはBSを入力すると,コード系の名前が
SJIS,JIS,EUCの順に変化してゆき,
EUCの後はSJISに戻る.適当なコード系のところで止める
ことにより,コマンド実行後は,選択されたコード系が
ファイル入力に対して使用される.
次にSPを入力すると,今度はファイル出力用の
コード系の選択を行える.以下,SPを入力することによって,
キーボード用,ディスプレイ用のコード系を設定することができる.
コマンドの実行を終了するには,CRまたはLFを入力する.
どの時点で実行を終了してもかまわない.
実際のコード系の変更は,コマンドが終了する際にすべての入出力先に
対して一斉に行われる.コマンド終了以前に^Gを入力すると,
コマンドはキャンセルされ,コード系はコマンド実行前のままである.