会話型コンディションハンドラ(デバッガ)は,トップレベルと同様に read-eval-printループの構造を成している. デバッガにおけるread-eval-printループをデバッグレベルループと呼ぶ. デバッグレベルでは,トップレベルのように式を入力するとそれを評価し表示 する. デバッグレベルでエラーを起こすと,1つ深いデバッグレベルへと移る. デバッグレベルではデバッガ用のコマンドとして以下のコマンドが標準で用意 されている.
デバッグレベルで上に挙げたコマンドを入力すると,デバッグコマンド関数を
呼び出し,個々の処理を行なう.
ユーザは,上に示した以外のコマンドをマクロ define-debugger-command
を用いて定義することができる.