^U
^F
を10回繰り返して実行する(つまり,カーソルを
10文字分進める)には
^U 1 0 ^Fと入力すればよい.数字列が省略された場合のデフォルト値は4である. つまり,与えられたコマンドを4回繰り返すことになる. 繰り返すべきコマンドの前にさらにいくつかの
^U
をつけてもよい.
例えば,
^U 2 ^U ^U ^Fは
^F
を32回(
^U
は同じ文字を複数個挿入するためにも利用できる.
例えば,
^U 1 2 Aとすると,文字
A
を12個挿入することになる.
キーボード・マクロとは,一連のMINEコマンドを,1つのコマンドに
よって実行できる機能を指す.
MINEは最大10個のキーボード・マクロを記憶することができる.
個々のキーボード・マクロには キーボード・マクロ番号が
割り当てられており,ESC
に続いてそのキーボード・マクロ番号を
入力することによりキーボード・マクロを実行することができる.
ESC
ESC 3
と入力すれば,3番目のキーボード・マクロが実行される.
キーボード・マクロ番号は,0〜9のいずれかである.
初期状態では,キーボード・マクロはまったく定義されていない. キーボード・マクロを定義するには
ESC (
Macro number (0-9):ユーザはこれに続けて0〜9のいずれかの数字を入力し,
CR
またはLF
を入力する.
MINEは,それ以降のキー入力を記録してゆく.
最後に次のコマンドを入力することによってキーボード・マクロの定義が
完了する.ESC )
ESC M