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: コンディションクラスの定義 : エラー処理機能 : システム定義のコンディションクラス   目次   索引


コンディションオブジェクトのスロットの参照

本節では,あらかじめ定義されているコンディションクラスのコンディション オブジェクトのスロットを参照するための関数を説明する.

(error-function 〈コンディションオブジェクト〉) 【関数】

〈コンディションオブジェクト〉 のスロット functionから,エ ラーを通知した関数を返す. 〈コンディションオブジェクト〉 は,コンディションクラス errorのサブクラスでなければならない.

(error-arguments 〈コンディションオブジェクト〉) 【関数】

〈コンディションオブジェクト〉 のスロット argumentsから,エ ラーを通知した関数の引数リストを返す. 〈コンディションオブジェクト〉 は,コンディションクラス errorのサブクラスでなければならない.

(number-of-arguments 〈コンディションオブジェクト〉) 【関数】

〈コンディションオブジェクト〉 のスロット number-of-argumentsから,エラーを通知した関数が要求している引数の個数 を返す. 〈コンディションオブジェクト〉 は,コンディションクラス illegal-number-of-argumentsのサブクラスでなければならない.

(file-error-pathname 〈コンディションオブジェクト〉) 【関数】

〈コンディションオブジェクト〉 のスロット pathnameから, エラーに関係したファイル名の文字列を返す. 〈コンディションオブジェクト〉 は,コンディションクラス file-errorのサブクラスでなければならない.



Tsuneyasu KOMIYA 平成14年2月22日