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リストの基本関数

(car 〈コンス〉) 【関数】

引数のcar部の値を返す. TUTSchemeでは,引数が空リストならば空リストを返す.
(cdr 〈コンス〉) 【関数】

引数のcdr部の値を返す. TUTSchemeでは,引数が空リストならば空リストを返す.
(caar 〈コンス〉) 【関数】

(cadr 〈コンス〉) 【関数】

$\vdots$

(cdddar 〈コンス〉) 【関数】

(cddddr 〈コンス〉) 【関数】

これらの関数は, car cdrで構成されたものである. 例えば, caddrは次のように定義される.

(define (caddr x) (car (cdr (cdr x))))

(cons 〈データ$_1$〉〈データ$_2$〉) 【関数】

car部とcdr部がそれぞれ〈データ$_1$〉と〈データ$_2$〉である 新しいコンス・データを返す.
(set-car! 〈コンス〉〈データ〉) 【関数】

〈コンス〉 のcar部を 〈データ〉 で置き換える. TUTSchemeでは,置き換えられた 〈コンス〉 を返す.

例:
> (define x '(a . b))
x
> (set-car! x 'c)
(c . b)
> x
(c . b)

(set-cdr! 〈コンス〉〈データ〉) 【関数】

〈コンス〉 のcdr部を 〈データ〉 で置き換える. TUTSchemeでは,置き換えられた 〈コンス〉 を返す.

例:
> (define x '(a . b))
x
> (set-cdr! x 'c)
(a . c)
> x
(a . c)


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Tsuneyasu KOMIYA 平成14年2月22日