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: ポートのフラッシュ : 入出力関数 : 文字の入出力   目次   索引


フォーマット出力

(format 〈出力先〉〈フォーマット〉〈引数$_1$$\cdots$〈引数$_n$〉) 【関数】

〈出力先〉 で指定された出力先へ, 〈フォーマット〉 に従って, 〈引数$_1$$\sim$ 〈引数$_n$〉 をフォーマット出力する. 〈出力先〉 が出力ポートならそのポートに出力する. 〈出力先〉 として#tが指定されると標準出力へ出力し, #fが指定されると,その出力結果を文字列にしたものを返す. 〈出力先〉 が#f以外の場合は()を返す.

〈フォーマット〉 は文字列でなければならず, ``~''で始まるフォーマット命令を含むことができる. フォーマット命令以外の文字はそのまま表示される. フォーマット命令は次のものが使用可能である.

~% 改行を行う.
~& 行頭であれば何も行わず,そうでなければ改行を行う.
~~ ~ を出力する.
~s 〈引数〉を, writeと同様の形式で出力する.
~a 〈引数〉を, displayと同様の形式で出力する.
~c 〈引数〉を, write-charと同様の形式で出力する.
formatへの〈引数〉の個数と, 引数を必要とするフォーマット命令の個数は等しくなければならない. $i$番目の引数が,引数を必要とする$i$番目のフォーマット命令への引数となる.



Tsuneyasu KOMIYA 平成14年2月22日