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: 日本語文字コード : エディタ : Lispプログラミングのための機能   目次   索引

単語操作

ここで 単語とは,英文字と数字からなる列である. 以下では, 次の単語および 前の単語ということばをしばしば使用する. カーソル位置の文字が,ある単語の途中にある場合は, その単語のカーソル以降の部分(カーソル位置の文字を含む)を 次の単語といい,カーソルより前の部分(カーソル位置の文字を含まない)を 前の単語という. そうでない場合は, 次の単語とはカーソル以降の最初の単語を意味し, 前の単語とはカーソルより前の最初の単語を意味する.

ESC F
(Forward word)
次の単語の直後にカーソルを移動する.
ESC B
(Backward word)
前の単語の先頭にカーソルを移動する.

ESC D
(Kill next word)
カーソル以降,次の単語の最後までをキルする.
ESC DEL
またはESC BS (Kill previous word)
カーソルより前の,前の単語の先頭までをキルする.

次のコマンドは大文字・小文字の変換を単語単位に行う.

ESC L
(Downcase word)
次の単語中の英大文字を小文字に変換する.
ESC U
(Upcase word)
次の単語中の英小文字を大文字に変換する.
ESC C
(Capitalize word)
次の単語の最初の文字を大文字に変換し,残りの文字を小文字に変換する.
これらのコマンドは,変換された単語の直後にカーソルを移動する. したがって,例えばESC Lを繰り返し実行することにより, 一連の単語を次々と小文字に変換してゆくことができる.



Tsuneyasu KOMIYA 平成14年2月22日