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日本語文字コード

MINEは,入出力に際して,EUC(拡張UNIXコード),SJIS(シフトJIS),JISの 3つの日本語文字コード系に対応することができる. 起動時には,このうちのいずれかに対応するように設定されているが, 次の4つの入出力先に対して, ユーザが個別に日本語文字コード系を設定することができる.

  1. ファイル入力
  2. ファイル出力
  3. キーボード
  4. ディスプレイ
日本語文字コード系を変更するには次のコマンドを使う.
^X ^K
(Change Kanji code)
日本語文字コード系を変更する.
このコマンドは,上の4つの入出力先のそれぞれに対して, 設定したい日本語文字コード系をユーザに訊ねてゆく. いま仮りに,ファイル入力がSJISに設定されているとすると,このコマンドはまず

    Kanji code (SP, DEL or NL):  File Input: SJIS
というメッセージをメッセージ行に表示する.このとき,カーソルは ``SJIS''の直後に位置している.ここで, DELまたはBSを入力すると,コード系の名前が SJISJISEUCの順に変化してゆき, EUCの後はSJISに戻る.適当なコード系のところで止める ことにより,コマンド実行後は,選択されたコード系が ファイル入力に対して使用される. 次にSPを入力すると,今度はファイル出力用の コード系の選択を行える.以下,SPを入力することによって, キーボード用,ディスプレイ用のコード系を設定することができる. コマンドの実行を終了するには,CRまたはLFを入力する. どの時点で実行を終了してもかまわない. 実際のコード系の変更は,コマンドが終了する際にすべての入出力先に 対して一斉に行われる.コマンド終了以前に^Gを入力すると, コマンドはキャンセルされ,コード系はコマンド実行前のままである.



Tsuneyasu KOMIYA 平成14年2月22日