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: ログ・ファイル : その他 : ファイルのロード   目次   索引


コンパイラ

(compile-file 〈ファイル名〉) 【関数】

〈ファイル名〉 に`` .lsp''を付けたファイル名のファイルの 内容をコンパイルし, 結果を〈ファイル名〉 に`` .fas''を付けたファイル名のファイルに 出力する. コンパイルされたファイルをロードするには loadを使用する.
*inline-functions* 【変数】

この変数の値が #f以外であれば,コンパイラは,組み込み関数のいく つかをインライン展開する.これによってコンパイルされたコードの実行速度 およびメモリ効率は向上するが,その反面,インライン展開された関数の呼び 出しに対してはトレースがかからない.初期値は #fである.

(automatic-recompilation?) 【関数】

マクロの再定義時に自動再コンパイルを行なうならば #tを返し, そうでなければ #fを返す. 自動再コンパイルを行なわずにマクロを使用する場合,マクロ・フォームはコ ンパイル時にマクロ展開されるため,あらかじめそのマクロが定義されていな ければならない. 自動再コンパイルを利用すると,マクロを定義または再定義したときに,その 変更をそのマクロを使用している関数やマクロに反映させることができるため, インタプリタベースの処理系のようにマクロを任意の時期に定義することがで きる. 自動再コンパイルを行なうにはTUTSchemeの起動時にオプション -aを指 定する.


Tsuneyasu KOMIYA 平成14年2月22日