論理演算

(not 〈データ〉) 【関数】

引数が #fなら #t， #f以外なら #fを返す．

(and 《式$_1$》$\cdots$《式$_n$》) 【特殊フォーム】

《式$_1$》 $\sim$ 《式$_n$》 の値が すべて真であるかどうかを判定する． 《式$_1$》 $\sim$ 《式$_{n-1}$》 を順次評価し， いずれかの値が #fなら 残りの 《式》 は評価せずに #fを返す． 《式$_1$》 $\sim$ 《式$_{n-1}$》 のどの値も #fでなかったら， 最後の 《式$_n$》 を評価し，その値を返す． 《式》 が$1$つも与えられなければ単に #tを返す．

例:

(and) $\Rightarrow$ #t
(and #t #t) $\Rightarrow$ #t
(and car) $\Rightarrow$ #<function car>
(and #f #t) $\Rightarrow$ #f
(and #t #t 3) $\Rightarrow$ 3

(or 《式$_1$》$\cdots$《式$_n$》) 【特殊フォーム】

《式$_1$》 $\sim$ 《式$_n$》 のいずれかの値が 真であるかどうかを判定する． 《式$_1$》 $\sim$ 《式$_{n-1}$》 を順次評価し， いずれかの値が #f以外ならその値を返し， 残りの 《式》 は評価しない． 《式$_1$》 $\sim$ 《式$_{n-1}$》 の値がすべて #fなら， 最後の 《式$_n$》 を評価してその値を返す． 《式》 が$1$つも与えられなければ単に #fを返す．

例:

(or) $\Rightarrow$ #f
(or car) $\Rightarrow$ #<function car>
(or #f #f) $\Rightarrow$ #f
(or #f #t) $\Rightarrow$ #t
(or #f #f 3) $\Rightarrow$ 3