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: 制御構造 : 述語 : 論理演算   目次   索引

述語を呼び出す述語

(every? 〈述語〉〈リスト$_0$〉〈リスト$_1$$\cdots$〈リスト$_n$〉) 【関数】

〈リスト$_0$$\sim$ 〈リスト$_n$〉 の各要素を 引数として 〈述語〉 を呼び出し, すべての結果が #f以外の値であれば #tを返す. 〈述語〉 を呼び出す順序はリストの先頭からであり, 〈述語〉 が #fを返せば直ちに every?は 実行を終えて #fを返す. 〈述語〉 は$n+1$引数の関数で, 〈リスト$_0$$\sim$ 〈リスト$_n$〉 の長さが異なれば 一番短いリストの長さ分だけ 〈述語〉 を呼び出す.
(notany? 〈述語〉〈リスト$_0$〉〈リスト$_1$$\cdots$〈リスト$_n$〉) 【関数】

〈リスト$_0$$\sim$ 〈リスト$_n$〉 の各要素を 引数として 〈述語〉 を呼び出し, すべての結果が #fであれば #tを返す. 〈述語〉 を呼び出す順序はリストの先頭からであり, 〈述語〉 が #f以外の値を返せば直ちに notany?は 実行を終えて #fを返す. 〈述語〉 は$n+1$引数の関数で, 〈リスト$_0$$\sim$ 〈リスト$_n$〉 の長さが異なれば 一番短いリストの長さ分だけ 〈述語〉 を呼び出す.
(notevery? 〈述語〉〈リスト$_0$〉〈リスト$_1$$\cdots$〈リスト$_n$〉) 【関数】

〈リスト$_0$$\sim$ 〈リスト$_n$〉 の各要素を 引数として 〈述語〉 を呼び出し, 〈述語〉 を満たさないものがあれば #tを返す. 〈述語〉 を呼び出す順序はリストの先頭からであり, 〈述語〉 が #fを返せば直ちに notevery?は 実行を終えて #tを返す. 〈述語〉 のすべての呼び出しが #f以外を値とすれば notevery? #fを返す. 〈述語〉 は$n+1$引数の関数で, 〈リスト$_0$$\sim$ 〈リスト$_n$〉 の長さが異なれば 一番短いリストの長さ分だけ 〈述語〉 を呼び出す.
(some? 〈述語〉〈リスト$_0$〉〈リスト$_1$$\cdots$〈リスト$_n$〉) 【関数】

〈リスト$_0$$\sim$ 〈リスト$_n$〉 の各要素を 引数として 〈述語〉 を呼び出し, 〈述語〉 が #f以外の値を返せば some?は直ちに実行を終えて その値を返す. 〈述語〉 を呼び出す順序はリストの先頭からである. 〈述語〉 のすべての呼び出しが #fを値とすれば some? #fを返す. 〈述語〉 は$n+1$引数の関数で, 〈リスト$_0$$\sim$ 〈リスト$_n$〉 の長さが異なれば 一番短いリストの長さ分だけ 〈述語〉 を呼び出す.


Tsuneyasu KOMIYA 平成14年2月22日