(break [〈フォーマット〉〈引数〉
〈引数
〉]) 【関数】
〈フォーマット〉と〈引数〉により記述されたメッセージを出力し会話型コン ディションハンドラに制御を移す. メッセージの出力結果は,次の式を実行した場合と同じである.
(format *error-output*但し,メッセージの始めには, Break:という表示が自動的に付け加え られる. 〈フォーマット〉の詳細については,16.3節を参照されたい.
〈フォーマット〉〈引数〉
〈引数
〉)
もし無引数の場合には,次のようなメッセージが出力される.
Break: There is a break function.
関数 break以降の処理を続行する際には,関数 breakは #t を返す.
関数 breakはエラーの発生を知らせるためのものではなく,プログラム 中で一時的にデバッグするための「ブレークポイント」を挿入する方法として 使用されることを想定している. プログラム中に入れられた「プレークポイント」を無視して実行を行ないたい 場合,コンディション breakに対しての大域ハンドラを定義すればよい.
(invoke-debugger 〈コンディション〉) 【関数】
〈コンディション〉を引数として会話型コンディションハンドラを呼び出す.