真偽値は,「真」または「偽」を表すデータであり, 真は #tで表され,偽は #f で表される. しかし,条件判断を行う式( if式など)は, 条件式の値が #f以外の場合は,その値を真とみなす.
Scheme以外の多くのLisp言語では,記号 tによって 真を表現している.これらのLisp言語とある程度の互換性を 保つために, TUTSchemeでは #tを, 大域変数 tの値として保持している.