: 削除とキル
: エディタ
: カーソルの基本移動
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以下のファイル操作コマンドのいくつかは,ファイル名を引数として受け取る.
その場合には,ファイル名の入力をうながすメッセージがメッセージ行に
表示され,ユーザの入力するファイル名はメッセージ行にエコーされる.
ファイル名入力時には,次のコマンドが使用可能である.
CR
またはLF
ファイル名の入力を終了する.
DEL
またはBS
直前の文字を消去する.
^U
入力全体を消去する.
^G
コマンドをキャンセルする.
編集テキストを編集ファイルに保存するには,次のコマンドを用いる.
^X ^S
- (Save edit text)
編集テキストをファイルに保存する.
もし,編集ファイルがない状態であれば,まず保存すべきファイルの
名前をユーザに訊ね,そのファイルにテキストを保存する.
以後は,そのファイルが編集ファイルとなる.
現在とは別のファイルを編集するには,次のコマンドを使う.
^X ^V
- 《ファイル名》 (Visit file)
ファイルの編集を開始する.
このコマンドは,指定されたファイルを新しい編集ファイルとし,
その内容をメモリにロードし,新しい編集テキストとする.
もし,現在の編集テキストに変更があった場合は,
現在の編集テキストを破棄してもよいかどうかをユーザに訊ねる.
Discard changes? (yes or ^G):
編集テキストの内容を保存せず別のファイルの編集を行いたければ
yes
と入力する.そうでなければ,^G
によって^X ^V
コマンドを
キャンセルし,現在の編集テキストを保存してから再度^X ^V
を実行する.
編集テキストの一部をファイルに保存するには次のコマンドを用いる.
^X S
- 《ファイル名》 (Save region)
リージョン内のテキストをファイルに保存する.
このコマンドは,編集テキストのリージョン内の部分を,引数として指定された
ファイルに保存する.指定されたファイルが存在しなければ新しくファイルを
作成し,存在する場合は,そのファイルの古い内容を破棄してよいかどうかを
ユーザに確認してから書き込みを行う.
次のコマンドは,ファイルの内容を,カーソルの直前に挿入するものである.
^X I
- 《ファイル名》 (Insert file)
ファイルの内容を挿入する.
Tsuneyasu KOMIYA
平成14年2月22日